そうえんじ がんこうじ
島根県松江市東出雲出雲郷816
宗淵寺境内の観音堂は新美山願興寺と称し 出雲観音霊場 第二十三番札所となっております 奈良仏教の流れをくむ1300年の歴史をもつ古刹と云われます 現在、法人格はなく宗淵寺の伽藍の一部として管理されて..
宗淵寺境内の観音堂は新美山願興寺と称し 出雲観音霊場 第二十三番札所となっております 奈良仏教の流れをくむ1300年の歴史をもつ古刹と云われます 現在、法人格はなく宗淵寺の伽藍の一部として管理されています 草創は崇峻天皇の御宇と云われ 後宮の稲目宿禰の姫君、その尊母が尼となり新美比丘と号し この地に願興寺建立を発願したと言われています また、出雲国分尼寺との関係を伺わせる論考もあります 本尊は十一面観世音菩薩 古来から「子さづけ観音」としての霊験が伝えられています 出雲観音霊場記によると慶安年中(1648~1652)松平藩主の命によって頽廃した願興寺は宗淵寺境内に移転建立され その後また破却の憂き目にあった堂宇を家盛人にして信心深い同郷の長澤某というものが再建したとされています
新美山
曹洞宗
慶安年中(1648~1652)
十一面観世音菩薩
無料
15分
有り