圓光寺の過去帳によれば、「長享元年(1487年)に天台宗の檀家であった中田又右衛門が、本願寺8世・蓮如上人から受けた教諭に感激し、浄土真宗に帰依した。このとき蓮如上人より六字尊号を賜った。
永正10年(1514年)11月22日、又右衛門は本願寺9世・実如上人より得度を受け、法名として浄心と名乗った。また方便法身の尊像を戴き、美濃に帰国すると道場を設けて尊像を安置した。
享保12年11月8日(1728年)、道場主・宗円が堂宇を建立して寺とし、圓光寺と称した。」という。 また明治7年寺院明細取調簿には「農民の中田惣右衛門が真宗に帰依して蓮如の弟子となり、法名として宗慶と号した。宗慶は長享元年(1487年)に道場を建設した。
本願寺13世・寂如のとき、元禄6年(1693年)に宗円が道場を寺に改めた。」とある。
大正15年(1926年)5月2日、11世・義叩のときに大谷尊祐が巡行した。
昭和50年(1975年)5月2日、本願寺24世・即如上人が下向し、12世・宗人が親鸞聖人生誕800年および立教開宗750年の慶讃法要を行った。