じゅうさんしょしゃ はるみやしゃ
山梨県南アルプス市上今諏訪1322
十三所社:信州の諏訪大社上社の境内にある摂末社のうち、特に関係の深い三九社を上、中、下に夫々に十三所社があり、十三所遥拝所ともいはれてゐる。当社の十三所社はこの諏訪上社を模して勧請されたものであるこ..
十三所社:信州の諏訪大社上社の境内にある摂末社のうち、特に関係の深い三九社を上、中、下に夫々に十三所社があり、十三所遥拝所ともいはれてゐる。当社の十三所社はこの諏訪上社を模して勧請されたものであることは間違いない。十三所社は元々春宮社の社地南側にあり、道路拡幅により春宮社の社地に遷座した経過がある。皇紀二六〇〇年(昭和十五年)に十三所社の本殿を新築し、十三所社に神武天皇を御祭神として合祀した。この祭典には県下各地より献木が寄せられた。本殿の老朽化により平成九年に改築を行ひ春宮社(石祠)を十三所社内に遷座する。以後春宮社の社地に春宮社と十三所社を祀り現在に至る。 春宮社:諏訪神社の末社で現在石祠がある。この石祠は弘化二年、「神主、齋藤弾正」とあるが社記には、嘉吉二年(一四四二)以降慶応四年(一八六八)まで四二六年間の歴代神主、齋藤左近定世より斉藤筑後美矩の十八代まで同じ名前を何代か列記してゐる。その後の齋藤眞道、齋藤操に就任したが現在まで「弾正」の名はなく別名を弾正と石祠に記したか定かでない。平成九年十三所社本殿の改築により春宮社(石祠)を十三所社玉垣内に遷座し、同玉垣内に春宮社、十三所社を祀り現在に至る。 (山梨県神社庁ホームページより)
十三所社:建御名方命、神武天皇 春宮社:建御名方命、事代主命
十三所社:四月第一日曜日 春宮社:十月第三日曜日