ゆらひめじんじゃ
島根県隠岐郡西ノ島町浦郷922
創建は不詳。
国史では、『続日本後紀』承和9年(842年)条において、由良比売命神(由良比女神社)・宇受加命神(中ノ島の宇受賀命神社)・水若酢命神(島後の水若酢神社)の3社が官社に預かる旨が記..
国史では、『続日本後紀』承和9年(842年)条において、由良比売命神(由良比女神社)・宇受加命神(中ノ島の宇受賀命神社)・水若酢命神(島後の水若酢神社)の3社が官社に預かる旨が記されている。
延長5年(927年)成立の『延喜式』神名帳では隠岐国知夫郡に「由良比女神社 名神大 元名和多須神」と記載され、名神大社に列している。『隠岐国内神名帳』では「従三位上 由良姫大明神」と見える。
中世から江戸時代中期までは衰微。安永2年(1773年)、島前13村の庄屋により例大祭が復興された。近世以降は、隠岐国一宮を称した。
明治5年(1872年)に村社に列した。社殿は小さかったが、明治22年(1889年)以降、社殿・境内地が整備された。
神階 従三位上 (『隠岐国内神名帳』) - 表記は「由良姫大明神」。
由良比女神社(ゆらひめじんじゃ)は、島根県隠岐郡西ノ島町にある神社。式内社(名神大社)、隠岐国一宮で、旧社格は村社。
由良比女命
式内社(名神大) 隠岐国一宮 旧村社
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