ながらじんじゃ
奈良県御所市名柄271
創建・由緒は不詳ながら、『古事記』に葛城氏の祖となる人物である「葛城長江曽都毘古」の名が見え、一説にこの「長江」が後に「長柄(ながえ)」と表記され読みが「ながら」に変わったとも言われています。一方、..
創建・由緒は不詳ながら、『古事記』に葛城氏の祖となる人物である「葛城長江曽都毘古」の名が見え、一説にこの「長江」が後に「長柄(ながえ)」と表記され読みが「ながら」に変わったとも言われています。一方、『日本書紀』神武天皇即位前己未年年二月の条に「臍見長柄丘岬」なる地に猪祝と呼ばれる土蜘蛛(まつろわぬ人々)がいたとあり、これを当地に比定する説があります。 また時代が下って『日本書紀』天武天皇九年(680年)九月九日の条に「長柄杜」において騎射を行ったとあり、当社の存在を示したものではありませんがこれを当社にあった森とする説が有力です。
長柄神社(ながらじんじゃ)は、奈良県御所市名柄にある神社。式内社で、旧社格は村社。別称を「姫の宮」とも。
下照姫命
式内小社(大和國葛上郡 長柄神社) 旧村社
銅板葺・一間社春日造
姫の宮
10月2日