あんこくろんじ
神奈川県鎌倉市大町4-4-18
長勝寺・妙法寺と並び、日蓮が鎌倉で布教するにあたり拠点とした松葉ヶ谷草庵の跡とされ、松葉ヶ谷霊跡安国論寺とも言う。開山は日蓮だが、弟子の日朗が文応元年(1260年)に、日蓮が前執権・北条時頼に建白し..
長勝寺・妙法寺と並び、日蓮が鎌倉で布教するにあたり拠点とした松葉ヶ谷草庵の跡とされ、松葉ヶ谷霊跡安国論寺とも言う。開山は日蓮だが、弟子の日朗が文応元年(1260年)に、日蓮が前執権・北条時頼に建白した「立正安国論」を執筆した岩穴(法窟)のそばに安国論窟寺を建てたのが始まり。
その他、南面窟(松葉ヶ谷法難時に、白猿に導かれて避難した場所)や日朗上人荼毘所(日朗が出家剃髪した場所で荼毘に伏して欲しいとの遺言による)がある。裏山の富士見台からは由比ガ浜海岸を含む市内を一望でき、日蓮が富士山に向け題目を唱えたとされる。
安国論寺(あんこくろんじ)は神奈川県鎌倉市大町(名越)にある日蓮宗の寺院。山号は妙法蓮華山。旧本山は比企谷妙本寺。池上・土富店法縁。
日蓮宗
東国花の寺百ヶ寺、鎌倉3番
100円
無し