本殿から崖の下を見下ろすと、有名な「殺生石」が。強い硫黄の有毒ガスが噴出してるエリア。
平安時代、九尾の狐が美女に化け、鳥羽帝の寵愛を受けていたが陰陽師・阿部泰成によって正体を見破られ、那須のこの地に逃げ込んだそう。退治した後もその怨念は毒石となっていまだに有毒ガスを出し続けているという、、、
千体地蔵の無数の赤い頭巾がこの世とは思えない感じで不気味です。硫黄の臭いが強いです。
立派な馬の彫刻があります。戦闘用の馬ですね。「平家物語」の中で、平家が『この扇を射抜いてみよ』と挑発したこところ、源氏側の那須与一が見事にこれを射抜くと言う話。那須与一は那須出身の弓の名人で、ゴルゴ13並みの並外れた命中率だったらしいです。
与一さんは出陣前にこの神社で戦勝祈願を行い、勝ったら弓を奉納したとのこと。与一にちなんだ馬の像なんでしょう(たぶん)。