ずいがんじ
岐阜県揖斐郡揖斐川町瑞岩寺192
「土岐絶えなば、足利絶ゆべし」と、足利尊氏をして信頼せしめた土岐一統の総領頼康は、建武2年父頼清の菩提を弔うために、この地に一寺を建立した。これが瑞巌寺の始まりで、頼康の法名を瑞巌寺殿祥雲善孝大禅定..
「土岐絶えなば、足利絶ゆべし」と、足利尊氏をして信頼せしめた土岐一統の総領頼康は、建武2年父頼清の菩提を弔うために、この地に一寺を建立した。これが瑞巌寺の始まりで、頼康の法名を瑞巌寺殿祥雲善孝大禅定門と称す。古伝に、行基菩薩が諸国巡錫のおり、この地に霊異を感じ地蔵菩薩を安置されたのがこの地に仏縁が結ばれたのが始まりで、天平年間のことであるという。文和2年6月後光巌院が兵乱を避けて小島の頓宮に入り、その縁で寺号を萬松山瑞巌報国禅寺と勅額を賜り、勅願道場としてその他弥勒院など六ヵ寺をかぞえた。
萬松山
臨済宗
妙心寺派
1336年
地蔵菩薩
大林善育
土岐頼康
萬松山 瑞巌報国禅寺
西美濃三十三霊場
県指定文化財 ・地蔵菩薩 ・宝満山之図 江戸時代後期 ・草座の釈迦像(画) 中国南宋 愚堂筆蹟 ・小島のすさみ写本 1470年 県指定史跡 ・土岐頼清 頼康 父子の墓 町指定史跡 ・岡部長盛の墓
無料
20分
有り