ちおんじ
東京都渋谷区代々木4-18-3
当山の御本尊である延命地蔵大菩薩は、もと天文元年(1736)御殿場竹の下の宝鏡寺に祀られていました。第八世大忍僧正が東京麹町に奉還し、その後、昭和十三年(1938)に松戸証誠院に御安置されました。..
当山の御本尊である延命地蔵大菩薩は、もと天文元年(1736)御殿場竹の下の宝鏡寺に祀られていました。第八世大忍僧正が東京麹町に奉還し、その後、昭和十三年(1938)に松戸証誠院に御安置されました。大隅智与師の先々代である慈眼院さまが深くご信仰され、人の口から口へと広がり、この霊験あらたかなお地蔵さまのもとに多くの人々が集まりました。 その後、智与師のご尊父により現在の慈眼山証誠院が建立されました。昭和三十三年一月より智朝もこのご法縁に与り、十二年目の一月に御分身を代々木教会ご本尊としてお祀りさせて頂いております。 その昔、聖徳太子夢殿建立の折、その天井板をどこから選ぶかと思案されました時、夢のお告げで「駿河湾の水際に杉の大木あり、それより取れ」とのお示しをうけて、早々に使者をお遣しになりますと、正しく海水に根を洗われる様にして杉の大木が茂っていました。すぐに伐りだされ、あともう一息という所で潮が満ち、日も暮れて来ましたので、明日またということになりました。翌朝早々に行ってみますと、どうしたことか全く伐り口が塞ってわからず、初めから伐り直すことになりました。またもう一息という所で昨日と同じように陽は落ち、潮が満ちて作業にならず、やむなく明日に延ばしました。そして、三日目もまた同じことの繰り返しで、余りの不思議さに何かがあると祈願されますと、「竹の下、竹とはいえど裏は杉、元木は地蔵大菩薩」とお声がありました。そこで初めてこれがお地蔵さまの宿れる木と知り、ご挨拶し直して伐り始めますと、すぐ伐ることが出来ました。 その根元の一部を聖徳太子御自ら彫られましたお地蔵さまが、今に伝わるご尊像でございます。 お地蔵さまは常に私どもに「和」を強調せられ、それがお訓えの根本のように諭されます。聖徳太子が大化の改新をされた時、第一条に「和を以て貴しとなす」と仰せられましたが、このお地蔵さまの縁起をお聞きしますと頷けるようにも思えます。
恵光山
真言宗
智山派
平成2年3月
延命地蔵大菩薩
恵光山 智韻寺
京王バス (宿51) 代々木三丁目バス停から徒歩3分 京王バス (宿51)・ハチ公バス (神宮前・千駄ヶ谷ルート) 参宮橋バス停から徒歩4分 小田急小田原線 参宮橋駅から徒歩5分 京王新線 初台駅から徒歩9分 小田急小田原線 南新宿駅から徒歩12分
無し