ぎゅうこうじ
愛知県犬山市木津字宮前28
創建年代は不詳。この地は木曽川の上流から筏として川に流した木材を陸揚げする場所であったため木津(こっつ)という地名となったのだが、筏を取り扱う人が事故で亡くなることも多かった。そのことを地域の人々が..
創建年代は不詳。この地は木曽川の上流から筏として川に流した木材を陸揚げする場所であったため木津(こっつ)という地名となったのだが、筏を取り扱う人が事故で亡くなることも多かった。そのことを地域の人々があわれみ、小さなお堂を作って供養したことがはじまりという。吸っても吸っても尽きない木曽川の水と、際限のない無尽蔵な慈悲の心とをかけて、吸江庵と名付けられた。 貞享4年(1687年)、一度管理がなされなくなっていたが再興され、徳授寺から台巌和尚が招かれて開山(中興開山)となった。 その後、荒廃や無住の時代を経たが、明治38年(1905年)に吸江寺と改められた。 大正元年(1912年)、暴風雨によってかやぶき屋根の本堂・庫裏が倒壊した。7年後、地域住民によって堂宇が再建された。
木津(こっつ)にある臨済宗妙心寺派の寺院。
臨川山(りんせんざん)
臨済宗
臨済宗妙心寺派
不詳
十一面観世音菩薩
地域住民
1687年(貞享4年)
台巌
臨川山吸江禅寺
無料
有り(6台分)