いなばじんじゃ
京都府京都市伏見区淀本町164
御祭神は淀稲葉家の初代正成公をお祀りし歴代藩主の遺徳を偲ぶため、所緑の人達に、よって明治17年(1884)に創建された。正成公は元亀2年(1571)美濃国本巣部十七条の城主林家に生まれ、長じて稲葉重..
御祭神は淀稲葉家の初代正成公をお祀りし歴代藩主の遺徳を偲ぶため、所緑の人達に、よって明治17年(1884)に創建された。正成公は元亀2年(1571)美濃国本巣部十七条の城主林家に生まれ、長じて稲葉重通の女婿となる。その後、明智光秀の重臣斎藤利三の娘、福(のちの春日局)と再婚し、ともに淀稲葉家の礎を築いた。 五代正知が享保8年(1723)下総佐倉より淀へ転封となり、以後、十二代にわたり淀の地を治めた。慶応4年(1868)の鳥羽伏見の戦いでは定も主戦場となり十六代正邦は老中として江戸で難局に対処する一方、家臣達は、藩主不在のなか難しい選択を迫られ結果、旧幕府軍新政府軍のいずれにも与しない中立の立場を貫いた。
淀城址内に鎮座する淀稲葉家の初代正成を祀る神社
稲葉正成
明治17年(1884)