えんまじぞうそん
大阪府大阪市住吉区東粉浜3丁目5-11
中世から近世にかけての住吉大社の周辺は、住吉大社やその神宮寺を中心とした神仏習合の宗教都市であった。その周縁は現世と死者の国の境界と重なるためか、特徴ある石造文化財が残されている。旧粉浜村の6本の道..
中世から近世にかけての住吉大社の周辺は、住吉大社やその神宮寺を中心とした神仏習合の宗教都市であった。その周縁は現世と死者の国の境界と重なるためか、特徴ある石造文化財が残されている。旧粉浜村の6本の道が交差する「六道の辻」と称されるところに立つ閻魔堂にまつられる閻魔地蔵はそのひとつで、現在も講組織によって護持されている。像は胸前正中で杓を執り結跏趺坐する閻魔像を半彫出したものだが、地蔵盆の行事なども行われ、六道救済の地蔵尊としての側面もあわせもつ。民俗文化財としてだけでなく、天文7年(1538)の銘があり、中世の石仏としても希少な史料である。
午前8時から午後1時 土日月木
無料
5分程度
なし