こんぞうじ
東京都足立区千住2-63
当寺は真言宗豊山派で、氷川山地蔵院(または閻魔院ともいう)と号す。本尊は閻魔大王で、建武二年(一三三五)三月の創建という。 金蔵寺の門を入ると左側に二メートルほどの天保餓死者供養塔(足立区登録..
当寺は真言宗豊山派で、氷川山地蔵院(または閻魔院ともいう)と号す。本尊は閻魔大王で、建武二年(一三三五)三月の創建という。 金蔵寺の門を入ると左側に二メートルほどの天保餓死者供養塔(足立区登録有形文化財 平成六年十二月登録)がある。これは天保八年(一八三七)に起った大飢饉の餓死者の供養塔で、千住二丁目の名主永野長右衛門が世話人となり、天保十一年(一八四〇)に建てたものである。 碑文によれば「・・・飢えて下民に食なし・・・この地に死せる者八百二十八人・・・三百七十人を金蔵寺に葬り・・・」とある。 その塔と並んで建つ別の千住遊女供養塔(足立区登録有形文化財 平成六年十二月登録)は、千住宿の遊女の供養塔で、この地で死んだ遊女の戒名が石に刻まれている。 当時、千住宿には、本陣・脇本陣のほかに五十五軒の旅籠屋があり、そのうち、食売旅籠(遊女屋)は三十六軒あった。江戸後期に千住宿は宿場以外に、江戸近郊の遊里としても発達した。その陰で病死した遊女は無縁仏同様に葬られた。その霊を慰めるための供養塔である。 令和六年三月 (境内・足立区教育委員会による解説板より)
氷川山
地蔵院 (御由緒に「または閻魔院」という記載あり)
真言宗
豊山派
1335年(建武2年)
閻魔大王
荒川辺八十八ヶ所第46番札所 荒綾八十八ヶ所第84番札所
天保餓死者供養塔(区有形文化財) 千住遊女供養塔(区有形文化財)
各線北千住駅から徒歩で約2分