あまぬまはちまんじんじゃ
東京都杉並区天沼2-18-5
当社は天正年間(1573-1591)の創建とされ、四百数十年もの間この地の「鎮守さま」として長く天沼を守護してきました。 徳川家康が江戸に幕府を開く頃で、武勇の守護神としてこの天沼村に勧請されたと..
当社は天正年間(1573-1591)の創建とされ、四百数十年もの間この地の「鎮守さま」として長く天沼を守護してきました。 徳川家康が江戸に幕府を開く頃で、武勇の守護神としてこの天沼村に勧請されたとされます。時代の移り変わりと共に街の姿は変わりましたが、永きにわたり天沼の人々の心の拠り所として篤い信仰を集めてきました。 新編武蔵風土記稿(1828年)によりますと、天沼村は江戸麹町山王権現(現赤坂日枝神社)の社領でした。「八幡社」は多摩郡天沼村中谷戸の鎮守で、本村にある蓮華寺の所領と記載されてます。境内末社に日枝神社があるのもこの天沼村が山王権現の社領であったことを示してます。 幕府の裏鬼門を鎮守し、徳川家の繁栄と安泰を祈願した神社だったのでその社領からの年貢もかなり優遇されていたようです。 低地で大雨が降ると辺り一面が水浸しとなる土地のようでしたが、先人はその心配のない高台を鎮座地に選ばれました。 明治40年四面道にあった弁天社(市杵島姫命)を合祀してご祭神が二柱となりました。昭和2年村社となっております。昭和61年(1986年)創建四百年祭を執行しました。 本殿のご造営は昭和52年に鉄筋コンクリート造りとし、社務所は昭和54年、手水舎は平成14年、神楽殿は平成16年にそれぞれ改築を行いました。
天沼八幡神社(あまぬまはちまんじんじゃ)は、東京都杉並区天沼にある神社。
応神天皇、市杵島姫命
村社
天正年間(1573年~1591年)
8月26日
荻窪駅北口から徒歩6分
有り
無し