つしまじんじゃ
宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼147
天正19年(1591)豊臣秀吉の日本統一に最後の抵抗をした葛西大崎両氏は市民連合して大一揆を起こし佐沼城に篭城しました。秀吉の命で伊達政宗はこれを包囲したものの沼川深田である佐沼水域の難攻不落に万策..
天正19年(1591)豊臣秀吉の日本統一に最後の抵抗をした葛西大崎両氏は市民連合して大一揆を起こし佐沼城に篭城しました。秀吉の命で伊達政宗はこれを包囲したものの沼川深田である佐沼水域の難攻不落に万策尽き、津島神社(北方鎮座、現在は津島本宮社と改称)に祈願したところ、忽然と白鷺の群れが飛来し、沼の浅瀬に降り立ちました。深沼ではないことを知った政宗は篭城軍を一気に攻め、城を落とすことに到りました。後の慶長19年(1614)政宗は領主津田民部景康に城の鎮護を命じ、津島神社を城下である現在地に遷座し、佐沼城において今後謀反なきものとするため社殿は佐沼城に向かって北向きに建立し、佐沼郷の総鎮守祇園牛頭天王と称し祭りました。
津島神社(つしまじんじゃ)は、宮城県登米市にある神社。旧社格は郷社。
武速素盞嗚尊(たけはやすさのおのみこと)
旧郷社
1189年(文治5年)北方津島本宮社創建 1591年(天正19年)政宗の命により北方津島神社を佐沼に移した
仙台駅西口よりバス、「登米市役所前」下車、徒歩17分 三陸自動車道 登米IC より車で10分