かだかすがじんじゃ
和歌山県和歌山市加太1342
創建年代は明確ではないが、紀伊国造家旧記によると、神武天皇東征の際、紀国造氏の祖である天道根命が神鏡と日矛の二つの神宝を奉じて加太浦に上陸し、頓宮を造営して天照大御神を祀ったことに始まるという(神鏡..
創建年代は明確ではないが、紀伊国造家旧記によると、神武天皇東征の際、紀国造氏の祖である天道根命が神鏡と日矛の二つの神宝を奉じて加太浦に上陸し、頓宮を造営して天照大御神を祀ったことに始まるという(神鏡・日矛は日前神宮・国懸神宮の神体である)。延喜式神名帳の記載はないが、「紀伊国神名帳」 に「正一位春日大神」と記されている。 役小角(飛鳥時代の半ば伝説的な山岳修業者で修験道の開祖、役行者とも称す)が、友ヶ島を行場とし、当社を勧請して守護神としたという。そのため現在でも毎年4月20日、当社に聖護院門跡が大勢の山伏僧と共に参拝している(聖護院は本山修験宗の総本山)。
天児屋根大神、武甕槌大神、経津主大神
村社
神武天皇時代
一間社流造
4月20日
本殿(国指定重要文化財)
授与所9:00~
無し