ながおじんじゃ
奈良県葛城市長尾471
延喜式神名帳に「葛下郡長尾神社 大 月次 新嘗」とある式内の古社です。
『放光寺古今縁起』(一三〇二)や『大和志』(一七三六)によると、ご祭神は伊勢神宮の内宮外宮野大神で住吉・熱田・諏訪の神々..
『放光寺古今縁起』(一三〇二)や『大和志』(一七三六)によると、ご祭神は伊勢神宮の内宮外宮野大神で住吉・熱田・諏訪の神々も祀られて 江戸期の文献では水光姫命・白雲別命も祀られたとあります
また『同縁起』には「長尾神社は葛下郡全体の総社である 天武天皇が壬申の乱(六七二)で勝利した後に感謝の気持ちから葛下郡一郡を当社に献じられた」と記され、江戸時代には正一位の神階を授けられました
日本最古の官道である竹ノ内街道及び初瀬街道(横大路)や長尾街道など古代主要街道の各起点地に鎮座するため古来より交通安全・旅行安全の神様としても厚く信仰されています
また水光姫命は古事記や日本書紀に体が光って尾が生じていたと記されて 神様のお姿が白蛇であるといわれるところから蛇の頭が三輪明神で尾っぽが当社という伝承もあります さらに当社は西日本の長尾姓の発祥地ともいわれています
長尾神社(ながおじんじゃ)は、奈良県葛城市に鎮座する葛下郡の総社。旧大和国葛下郡の式内大社で、旧社格は郷社。
天照大神、豊受大神、水光姫命(豊御富)、白雲別命
式内大社(大和國葛下郡 長尾神社) 旧郷社
一間社春日造
10月中旬