おがつきじんじゃ
京都府亀岡市馬路町月読16
当神社は昔から月読神社とも言われ ている。「延喜式」神名部に、丹波の国桑田郡 (今の亀岡市及び北桑田郡)十九座の中の大社 二座の一つで桑田郡第二の大社とあり、また古 記録は、伊勢の内宮・外宮が今の地..
当神社は昔から月読神社とも言われ ている。「延喜式」神名部に、丹波の国桑田郡 (今の亀岡市及び北桑田郡)十九座の中の大社 二座の一つで桑田郡第二の大社とあり、また古 記録は、伊勢の内宮・外宮が今の地に遷座され る前の末社であり、神代から当地に祀られてい たと伝えている。 この神社は大堰川に比較的近く、応仁の頃に 兵乱を大洪水のため、神域のほとんどが流出、 現在はやや狭少な神域となっているが、この神 社を中心とした約一・三ヘクタールの田地が 「月読」として現存し、この田地が昔の神域で あったのではないかと思われる。 その昔、北条時頼が諸国巡礼をし、小川月神社 参拝の節、その家臣人見次郎貞村にこの神社の 守護を命じた。以後人見家が三十代にわたって 連綿と守護をし、その後は氏子総代が神社の 維持運営にあたっている。現在は出世の神 五穀豊穣商売繁昌の神とあがめられ、遠近より 参拝者が多い。
式内社(名神大社)で、旧社格は村社。
月読命
月読神社
無料
有り
なし