げんくろういなりじんじゃ
奈良県大和郡山市洞泉寺町15
日本3大稲荷の1つに数えられ、大和大納言・豊臣秀長が郡山城の鎮守として創建。源九郎とは、文楽・歌舞伎の「義経千本桜」に出てくる源九郎狐のこと。源義経が兄頼朝の討手を逃れて、吉野山に落ちのびたとき、白..
日本3大稲荷の1つに数えられ、大和大納言・豊臣秀長が郡山城の鎮守として創建。源九郎とは、文楽・歌舞伎の「義経千本桜」に出てくる源九郎狐のこと。源義経が兄頼朝の討手を逃れて、吉野山に落ちのびたとき、白狐が佐藤忠信に化けて、側室静御前を送り届け、義経と静を守り通すのだった。義経に狐であることを見破られるが、この狐は静が持つ初音の鼓が両親でできていたことから、それを慕って佐藤忠信に化けていたことを話すと、義経は親を慕う狐に同情し、また自分たちを狐の神通力で守り通してくれたことに感謝し、自分の名である「源九郎」をこの狐に与えた。それが社名の由来になったと伝えられる。
宇迦之御魂神(ウカノミタマノカミ) 源九郎稲荷大明神(ゲンクロウイナリダイミョウジン)
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