かいぜんじ
長野県長野市松代町西条3668
真田家の祖である清和天皇の第3子・貞元親王による開基と伝えられている。当初は海善寺と称し、海野郷(東御市)の海野氏の庇護。戦国期に一族の真田正幸によって上田城の鬼門鎮護として城下の北東に移転。真田信..
真田家の祖である清和天皇の第3子・貞元親王による開基と伝えられている。当初は海善寺と称し、海野郷(東御市)の海野氏の庇護。戦国期に一族の真田正幸によって上田城の鬼門鎮護として城下の北東に移転。真田信之の松代移封で当地へ移転し、寺号を開善寺と改め歴代藩主の祈願寺となる。また、真田家の崇敬社の1つ・白鳥神社の別当寺でもあった。 境内から少し離れた舞鶴山中腹には万治3(1660)年、信之の次女見樹院によって建立された経蔵がある。内部の八角輪蔵には大蔵経(天海版一切経)が納められていた。八角輪蔵としては長野県最古のもので、県宝となっている。
開善寺(かいぜんじ)は、長野県長野市松代町西条にある真言宗の寺院。経蔵は長野県宝。
金剛山
真言宗
智山派
900年頃
地蔵菩薩
貞元親王
1624年
尊海
経蔵【長野県宝】