みょうこさんじょうりゅうじ
神奈川県横浜市神奈川区幸ケ谷17-5
当山は山号を妙湖山、寺号を浄瀧寺とする日蓮宗の寺院です。 文応元年(1260)、妙湖上人(尼僧)は当時、この横浜の地に庵を構えていました。日蓮大聖人が安房(千葉)より幕府が置かれている鎌倉へ向かう..
当山は山号を妙湖山、寺号を浄瀧寺とする日蓮宗の寺院です。 文応元年(1260)、妙湖上人(尼僧)は当時、この横浜の地に庵を構えていました。日蓮大聖人が安房(千葉)より幕府が置かれている鎌倉へ向かう途中、当地へ立ち寄り、妙湖上人と出会いました。 日蓮大聖人から法華経の教えを聞いた妙湖上人はその人格にうたれ、たちまち弟子となり、自分の庵を法華経の道場にしました。それが現在の浄瀧寺であり、当山の歴史の幕開けです。 また、その年は日蓮大聖人が『立正安国論』を著作し、鎌倉幕府へ上呈した重要な年でもあります。 もとは街道の近くにお寺があり、道幅が狭いので徳川家康入府の際に現在地に移転したと伝えられています。 また、横浜開港(1859〔安政6〕年6月2日)の折にはイギリス領事館として使用された歴史もあり、山門入り口にある記念碑は、その歴史を物語っています。
妙湖山
日蓮宗
文応元年(1260年)
釈迦・多宝両如来、十界曼陀羅
妙湖尼
京急本線 神奈川駅から徒歩7分 JR東海道線・横須賀線・京浜東北線 東神奈川駅から徒歩10分 京急本線 京急東神奈川駅から徒歩10分