まるやまじ
北海道深川市一已町大師
寺号の基となった「丸山」は、明治28年この地に屯田入植した人達が「原生林を伐採して丸山を初めて発見した」とのエピソードを残す程の、お椀を伏せたような海抜114mの小さなお山である。 明治41年四国..
寺号の基となった「丸山」は、明治28年この地に屯田入植した人達が「原生林を伐採して丸山を初めて発見した」とのエピソードを残す程の、お椀を伏せたような海抜114mの小さなお山である。 明治41年四国出身の弘法大師信者が発起人となり、このお山に新四国霊場を開基したことをもって、丸山寺の開山となる。 四国霊場1番から山服を右に巻いて、八十八番を経て山頂に達すると、奥の院がある。 ここの石仏には八十八ヶ所のご本尊に付随して大師像が安置してあり珍しい。 熱心な大師信仰の表れであろう。 今の本堂は平成11年に、開山百年を記念して丸山中腹に新築された。
遍照山
高野山真言宗
弘法大師
北海道三十三観音霊場14番札所 北海道八十八ケ所霊場10番札所
深川駅よりバス幌加内行きで「丸山公園前」下車、徒歩2分