うんりんじ
群馬県吾妻郡長野原町長野原73
雲林寺は、弘長3年(1263年)臨済宗妙心寺派に属する龍幡和尚が創建した。その場所も大字長野原字火打花にあったが、その後貝瀬に移った。このため、その霊地は寺屋敷と呼ばれている。約300年間、非常に..
雲林寺は、弘長3年(1263年)臨済宗妙心寺派に属する龍幡和尚が創建した。その場所も大字長野原字火打花にあったが、その後貝瀬に移った。このため、その霊地は寺屋敷と呼ばれている。約300年間、非常に栄えていたが、大火災で亡失してしまう。 永禄2年(1559)3月15日、海野幸光が開基となって現所在地に伽藍を再建した。海野幸光は、西吾妻地方の吾妻川左岸に勢力を持ち、戦国時代に羽根尾城に拠った羽尾景幸の孫である。 しかし、天正9年(1581年)、真田十勇士の伝説で有名な真田幸村の父、真田昌幸に滅ぼされてしまう。永禄2年(1559年)、後閑(安中市上後閑)の長源寺九世、為景清春が曹洞宗大洞山雲林寺として創建され現在に至っている。
大洞山
曹洞宗
釈迦如来
為景清春
海野長門守幸光
JR吾妻線 長野原草津口駅より徒歩18分