みょうきちさんみつぞういんなかのみょうかんのん
福島県会津若松市町町北町大字始中ノ明17
観音堂の創建は天文元年(1532)、中ノ明北方屋敷の大沼の水底から一寸八分の正観音尊像が出現し、三間四面の御堂を造営したのが始まりとされます。 慶長8年(1603)に集落内に疫病が蔓延した為、正観..
観音堂の創建は天文元年(1532)、中ノ明北方屋敷の大沼の水底から一寸八分の正観音尊像が出現し、三間四面の御堂を造営したのが始まりとされます。 慶長8年(1603)に集落内に疫病が蔓延した為、正観音尊像に祈祷を行うと、その化身が出現し、「私を元の沼に戻すか、可燃寺院に堂宇を建立し安置するか、何れかを選ばなければ祟りは続くだろう。」と告げました。村人達は話し合いの結果、当村に境内を構えている 密蔵院に祭るのが相応しいとなり、当時の住職である宥栄も快く受け入れた為、現在位置に観音堂が造営される事になりました
真言宗
豊山派
正観世音菩薩
会津三十三観音霊場 第17番札所