みょうえんじ
新潟県長岡市下塩2518
妙円寺の創建は康治2年(1143)、妙円寺融源大僧都(根来寺の興教大師の高弟)により開かれたのが始まりと伝えられています。本尊の釈迦如来座像は奈良時代の高僧として知られた行基菩薩が自ら彫り込んだと伝..
妙円寺の創建は康治2年(1143)、妙円寺融源大僧都(根来寺の興教大師の高弟)により開かれたのが始まりと伝えられています。本尊の釈迦如来座像は奈良時代の高僧として知られた行基菩薩が自ら彫り込んだと伝えるもので、その他にも恵心僧都(源信:平安時代中期の天台宗の高僧)が彫り込んだとされる阿弥陀如来像など多くの寺宝を所有しています。江戸時代に入ると歴代長岡藩(藩庁:長岡城)の藩主である牧野家から帰依され、特に藩庁が置かれた長岡城から見て北東に当たる為、鬼門鎮護の寺院として祈願所となりました。妙円寺の現在の本堂は明和5年(1768)に酒井番エ門の援助により再建されたものです。
瀧澤山
真言宗
豊山派
1143年(康治2年)
釈迦如来
瀧澤山 妙圓寺
越後新四国八十八ヶ所 第50番
北陸道 中之島見附ICより車で30分