ぞうたくじ
長野県駒ヶ根市中沢中割4815
応永年間(1394~1428)の開創で、開基は高見城主倉沢但馬守重清。延徳元年(1489)、それまでの香華院という名を蔵澤寺と改めたという。倉沢氏の倉が蔵になっているが、クラサワの名を残したものと..
応永年間(1394~1428)の開創で、開基は高見城主倉沢但馬守重清。延徳元年(1489)、それまでの香華院という名を蔵澤寺と改めたという。倉沢氏の倉が蔵になっているが、クラサワの名を残したものと推測される。 のち武田氏によって倉沢氏はこの地を去り、寺運も衰えるが、慶長4年(1599)、来円宗擦大和尚が中興して今日に至っているとのこと。 寛政9年(1797)建立の三門(楼門)が、2011年12月27日、駒ヶ根市文化財に指定された。 この門は少し変わっていて、門の正面は外側でなく、本堂側に向いている。(本堂側の屋根に軒唐破風がついていることから、そちらが正面だとわかる) 枝垂れ桜の名所としても知られる。
広善山
曹洞宗
応永年間(1394~1428)
毘盧遮那仏
倉沢但馬守重清
廣善山 藏澤禪寺
伊那諏訪八十八霊場 第65番札所 伊那七福神 寿老人
蔵澤寺三門(市指定文化財)
中央道 駒ヶ根ICより車で30分