だいねんじ
富山県小矢部市中央町1−34
寺に伝わる祇園牛頭天皇略縁起によれば、寛永15年、道蓮社大譽還童和尚の開基、同和尚は金沢市山の上町にある心蓮社の二代目住職で、学徳兼備の聞こえ高く、専修念仏弘通の為能登越中巡行の折、砺波郡下五丞村(..
寺に伝わる祇園牛頭天皇略縁起によれば、寛永15年、道蓮社大譽還童和尚の開基、同和尚は金沢市山の上町にある心蓮社の二代目住職で、学徳兼備の聞こえ高く、専修念仏弘通の為能登越中巡行の折、砺波郡下五丞村(現小矢部市下五丞)山室庄九郎宅(現檀中)に止宿して念仏勧進に努めていた。村民は渇仰して深く名残を惜しんだので、ついに草庵を今の地に結んで常感山大念寺と号した。山号は還童和尚が祇園牛頭天皇の尊容を夢みること七夜に及んだことから、堂内に牛頭天皇を祀り、感得の意義に因んで常感山と号し、専修念佛弘通の道場たらしめんとの願いから大念仏寺即ち大念寺としたと記されている。
常感山
浄土宗
寛永15年(1638年)
阿弥陀如来
道蓮社大譽還童和尚
常感山 大念寺
越中国法然上人二十五霊場 第三番札所
祇園まつり 毎年7月15日夜
・あいの風とやま鉄道 石動駅より徒歩11分 ・北陸道 小矢部ICより車で15分