かたおかのいわつきのおかのきたのみささぎ
奈良県香芝市今泉
武烈天皇:父に仁賢天皇を持つ、第25代の古墳時代の天皇。 仁賢天皇が崩御すると武烈天皇が即位するのだが、国政は平群真鳥が掌握していた。 武烈天皇は大伴金村と共に平群真鳥、鮪親子を討伐し、金村を大..
武烈天皇:父に仁賢天皇を持つ、第25代の古墳時代の天皇。 仁賢天皇が崩御すると武烈天皇が即位するのだが、国政は平群真鳥が掌握していた。 武烈天皇は大伴金村と共に平群真鳥、鮪親子を討伐し、金村を大連に任命し政権を奪取する。 都は泊瀬列城宮となっており、桜井市出雲の十二柱神社に「武烈天皇泊瀬列城宮跡」の石碑がある。西国巡礼の長谷寺近くである。 なお、日本書紀は、武烈天皇の異常な行為を記している。 「孕婦の腹を割きて其の胎を観す」 「人の爪を解きて芋を掘らしめたまう」 「(木に登った人に)弓を以ちて射墜として咲いたまふ」…など、異常者として記述しているが、古事記にそのような文章は無い。 天皇には皇子女が無く、第16代仁徳天皇からの子、兄弟への皇位継承が途切れる事になる。 次帝は仁徳天皇の弟の系統から福井より招く事になる(継体天皇)。
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