全国の一宮(いちのみや)を巡ってみませんか?
一宮とは、古くからその土地と深く繋がっていたり、地元の方々から尊ばれている神社です。全てを巡拝するのは大変ですが、ライフワークとして巡ってみてはいかがでしょうか♪
* 諸国一宮には歴史的な一宮と現代に追加・新設された一宮を登録しています。
西国三十三所を模範として源実朝が発願・制定したという観音霊、坂東三十三箇所。神奈川・埼玉・東京・群馬・栃木・茨城・千葉と関東地方の観音霊場を巡る旅に出かけてみてはいかがでしょうか♪
北関東三十六不動尊霊場は、群馬県・栃木県・茨城県の三県にまたがる36箇所の不動明王を祀る寺院の総称です。この霊場は三密修行の道場とされ、群馬県の寺院は『身密の道場』、栃木県の寺院は『口密の道場』、茨城県の寺院は『意密の道場』とされています。
江戸三十三観音霊場は、東京都内の寺院33箇所と番外1箇所を加えた観音札所です。江戸時代に西国三十三所などを模して設けられたのが起源と言われています。Omairi では、寺院の廃絶や入れ替わりを経て昭和51年(1976年)に改訂された昭和新撰江戸三十三観音札所を一覧にあげています。
東京十社とは、1975年(昭和50年)に昭和天皇即位50年を奉祝して企画されたもので、東京23区内の主だった神社を巡ります。巡拝に順序や期間はありません。四季折々の楽しみがそれぞれの神社にありますので、ご都合の良い時に巡られてはいかがでしょうか。
東北三十六不動尊霊場は、東北6県にまたがる不動明王をまつる36の札所を巡る霊場で、1987年に開創されました。各県に6ヵ所ずつ設けられ、六波羅蜜の教えに基づいた修行道場として構成されています。心の迷いを断ち、悟りへの道を歩む巡礼として多くの信仰を集めています。
琉球八社は、琉球王府が特に尊崇した沖縄県内の八つの神社で、王府の祭祀制度に組み込まれた特別な神社群です。波上宮や識名宮、沖宮などが含まれ、王国の平安や五穀豊穣、航海安全を祈願する場とされました。いずれも歴史的・文化的価値が高く、現在も沖縄の信仰と伝統を伝える重要な神社として親しまれています。
秋田三十三観音霊場は、秋田県内に点在する33ヶ所の観音札所で、長久年間(1040~1044年)に横手の保昌坊が西国霊場に倣って開創しました。以後衰退するも享保14年(1729年)に復興され、1987年に再編整備され現在に至ります。地域に根ざした歴史ある巡礼路として、四季の美しい風景とともに楽しまれています。
最上三十三観音霊場は、山形県の最上地方に点在する三十三の観音霊場を巡る巡礼路で、江戸時代初期に開創されました。出羽三山信仰と結びつき、民衆の厚い信仰を集めてきました。最上川沿いや山間部に位置する札所には、風情ある古刹や自然美が残り、四季折々の風景と共に巡礼を楽しめます。現在も御朱印巡りや観音信仰の旅として親しまれています。
摂津国八十八所は大阪府北中部と兵庫県南西部にある八十八の霊場です。江戸時代中期に月海上人によって開創されました。
新西国三十三箇所は、観音菩薩を祀る近畿地方の三十三箇所の寺院に客番として五寺院を加えた合計三十八箇所の霊場です。
全国護国神社は、明治時代以降に各地に設けられた神社で、戦争や国事に殉じた人々の霊を慰め、顕彰することを目的としています。明治維新の志士を祀った招魂社を起源とし、のちに「護国神社」と改称されました。各都道府県に1社ずつ設置され、現在も慰霊祭や戦没者追悼行事が行われています。
国分寺は741年、聖武天皇の命により全国の諸国に建立された官寺で、正式には国分僧寺といいます。国家安泰と疫病退散を祈るため、各地に一寺ずつ設けられ、国分尼寺と対をなしました。多くは統一された伽藍配置を持ち、現在はその跡地が史跡として残され、地域の歴史と仏教文化を伝える貴重な遺産となっています。