全国の一宮(いちのみや)を巡ってみませんか?
一宮とは、古くからその土地と深く繋がっていたり、地元の方々から尊ばれている神社です。全てを巡拝するのは大変ですが、ライフワークとして巡ってみてはいかがでしょうか♪
* 諸国一宮には歴史的な一宮と現代に追加・新設された一宮を登録しています。
近畿地方の150の寺社と伊勢神宮(内宮・外宮)を巡る旅。それが神仏霊場巡拝の道です。もともとは神社もお寺も、神も仏も区別せず等しくお参りしていた我々。巡拝は自他共存の心と日本の豊かな自然を再発見する良い機会になるんじゃないでしょうか♪
東海三十六不動尊霊場は、愛知県・三重県・岐阜県の三県にまたがる36箇所の不動明王を祀る寺院の総称です。愛知県に23か寺、三重県に7か寺、岐阜県に6か寺の霊場があります。
九州八十八ヶ所百八霊場は、四国八十八ヶ所に倣い、九州全域に点在する霊場を巡る巡礼路で、弘法大師(空海)ゆかりの寺院を中心に構成されています。八十八ヶ所に加え、二十霊場が加わり、計百八霊場となっているのが特徴です。心願成就や厄除けを祈る信仰の旅として、多くの巡礼者に親しまれています。
東北三十六不動尊霊場は、東北6県にまたがる不動明王をまつる36の札所を巡る霊場で、1987年に開創されました。各県に6ヵ所ずつ設けられ、六波羅蜜の教えに基づいた修行道場として構成されています。心の迷いを断ち、悟りへの道を歩む巡礼として多くの信仰を集めています。
西国四十九薬師霊場は、大阪、兵庫、京都、滋賀、奈良、和歌山、三重の薬師如来を巡礼する霊場です。
琉球八社は、琉球王府が特に尊崇した沖縄県内の八つの神社で、王府の祭祀制度に組み込まれた特別な神社群です。波上宮や識名宮、沖宮などが含まれ、王国の平安や五穀豊穣、航海安全を祈願する場とされました。いずれも歴史的・文化的価値が高く、現在も沖縄の信仰と伝統を伝える重要な神社として親しまれています。
最上三十三観音霊場は、山形県の最上地方に点在する三十三の観音霊場を巡る巡礼路で、江戸時代初期に開創されました。出羽三山信仰と結びつき、民衆の厚い信仰を集めてきました。最上川沿いや山間部に位置する札所には、風情ある古刹や自然美が残り、四季折々の風景と共に巡礼を楽しめます。現在も御朱印巡りや観音信仰の旅として親しまれています。
全国護国神社は、明治時代以降に各地に設けられた神社で、戦争や国事に殉じた人々の霊を慰め、顕彰することを目的としています。明治維新の志士を祀った招魂社を起源とし、のちに「護国神社」と改称されました。各都道府県に1社ずつ設置され、現在も慰霊祭や戦没者追悼行事が行われています。