近畿地方の150の寺社と伊勢神宮(内宮・外宮)を巡る旅。それが神仏霊場巡拝の道です。もともとは神社もお寺も、神も仏も区別せず等しくお参りしていた我々。巡拝は自他共存の心と日本の豊かな自然を再発見する良い機会になるんじゃないでしょうか♪
江戸三十三観音霊場は、東京都内の寺院33箇所と番外1箇所を加えた観音札所です。江戸時代に西国三十三所などを模して設けられたのが起源と言われています。Omairi では、寺院の廃絶や入れ替わりを経て昭和51年(1976年)に改訂された昭和新撰江戸三十三観音札所を一覧にあげています。
御府内八十八ヶ所(ごふないはちじゅうはちかしょ)とは、弘法大師ゆかりの八十八ヶ所のお寺を祈願のためにお参りする、東京版お遍路コースです。四国八十八ヶ所お遍路を模して1755年頃までに開創されました。御府内とは江戸城を中心とした品川、四谷、板橋、千住、深川の内側の地域で、現在はお寺の移転などで範囲が広がっていますが、ほぼ東京23区内にあります。新長谷寺は金乗院と同一施設のため登録数は87箇所です。
二十二社(にじゅうにしゃ)は、平安時代中期から朝廷から特別な奉幣を受けた畿内中心の格式高い22社の神社群で、中世以降の社格制度の礎となりました。上七社・中七社・下八社に分類され、国家的な祭儀や天変地異の際の祈祷に用いられました。1081年に正式な制度として確立し、現在も格の高い神社として信仰を集めていますが、現在は社格制度が廃止されているため存在しない制度です。