いわたけおじんじゃ
富山県南砺市野尻711
当神社は創立年代極めて古く祭神を石武雄神(いわたけおのかみ)と称し、また昔此の地方一帯を石武野(いわたけの)と称しました。 旧縁起に依りますと崇徳天皇の天承年中(1131~1132)信州水内郡野尻..
当神社は創立年代極めて古く祭神を石武雄神(いわたけおのかみ)と称し、また昔此の地方一帯を石武野(いわたけの)と称しました。 旧縁起に依りますと崇徳天皇の天承年中(1131~1132)信州水内郡野尻の郷士河合典膳の子、河合五郎・同六郎の兄弟が生国の守護神である熊野三神の霊夢に依って越中国礪波郡石武野に移ってきて、大いに開拓し遂に地方二十九ケ村を領治しました。河合氏はその熊野三神を当神社に合わせ祭り、社殿を造営し崇敬極めて篤く兄弟共に当社の宮守となりました。以来石武野は河合氏の故郷の名に因んで野尻郷と称せられ、当社は野尻郷(後に新開五十余ケ村)の総産土神として崇敬信仰されました。
石武雄神(いわたけおのかみ)
国史見在社『日本三代実録』陽成天皇元慶三年(879)条に「正六位上石武雄神従五位下」の記載がある。 旧郷社
・JR城端線高儀駅より徒歩26分 ・石動駅よりバス庄川町行き『野尻北口』下車徒歩5分 ・東海北陸道『南砺スマートIC』より車で5分