じげんじ
静岡県袋井市高尾1169−1
慈眼寺は寺伝によると、南北朝時代の元弘年中(1331~33)頃に開創、当初は那智山観音堂と称し天台宗であったとある。観音堂建立に際しては『遠江風土記伝』によると後醍醐天皇の皇子守永親王が東行の途中遠..
慈眼寺は寺伝によると、南北朝時代の元弘年中(1331~33)頃に開創、当初は那智山観音堂と称し天台宗であったとある。観音堂建立に際しては『遠江風土記伝』によると後醍醐天皇の皇子守永親王が東行の途中遠州灘沖で船が難破し、福田の浜より高部にきて行宮を建て17年間住まわれて没した。この時皇子に随従していた堀江新衛門中務大輔時国公が皇子の死去に歎き、一宇の観音堂を建立して供養したのが始まりとされている。その後、江戸時代の元和年中(1615~23)には観補馨察大和尚により開山。本堂を再建し福聚山慈眼寺と改め曹洞宗に改宗した。
福聚山
曹洞宗
元弘年中(1331~33)天台宗那智山観音堂として創建 元和年中(1615~23)曹洞宗に改宗開山
聖観世音菩薩
遠江三十三観音霊場 第7番 遠州三十三観音 第14番
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