しょうりゅうじ
福岡県福岡市中央区天神4-1-5
正確な寺号を「日蓮宗正法正興山問答勝立寺」という。寺号の名付け親は、福岡初代黒田長政である。寺号の「問答」というのは、いまの中呉服町(旧蓮池町)にある妙典寺において、慶長八年(1603年)四月二十五..
正確な寺号を「日蓮宗正法正興山問答勝立寺」という。寺号の名付け親は、福岡初代黒田長政である。寺号の「問答」というのは、いまの中呉服町(旧蓮池町)にある妙典寺において、慶長八年(1603年)四月二十五日、日蓮宗の僧で唯心院日忠上人が、キリスト教徒(当時の耶蘇教)のイルマン(宣教師)旧沢、安都の二人を相手にして、宗教上の法論を論じ合い、その優劣を競った結果、仏教側の日忠上人が勝った。 このことを聞いた黒田長政が、これを賞して日忠上人に一字を建立する寺地を与え、加えて長い寺号を贈った。 この妙典寺における日忠上人と、キリスト教徒との問答を称して、のちに「石城問答」という。
日蓮宗
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