こんごうちょうじ
岡山県苫田郡鏡野町山城782
金剛頂寺は、縁起によれば大宝3年(703)の頃、鑑真和上(688~763)の開基と伝えらている。昔の蕎麦尾山上には堂塔が建ち並び、美作地方屈指の寺院として幾つかの末寺を抱え賑わいを見せていたという。..
金剛頂寺は、縁起によれば大宝3年(703)の頃、鑑真和上(688~763)の開基と伝えらている。昔の蕎麦尾山上には堂塔が建ち並び、美作地方屈指の寺院として幾つかの末寺を抱え賑わいを見せていたという。又、空海(774~835)も巡錫されているともいわれている。度々の火災や明治の神仏分離等により衰退し、戦時中は住職出征後無住となり寺は荒れ宝物等も紛失し、昭和14年(1939)に現在地に移転。
蕎麦尾山
高野山真言宗
703年(大宝3年)
正観世音菩薩
鑑真和上
蕎麦尾山 金剛頂寺
美作八十八ヵ所第六十五番札所 美作西国三十三観音霊場第十番札所
熊野権現神像(鏡野町指定文化財)
中国道 院庄ICより車で15分