じょうにんじ
鳥取県鳥取市行徳3丁目977
常忍寺の創建は寛保2年(1742)お万の方(徳川家康の側室、養珠院)の発願により開かれたのが始まりとされます。お万の方は篤く日蓮宗に帰依した事もあり日常上人(富木常忍)の誕生地である当地に日蓮宗の寺..
常忍寺の創建は寛保2年(1742)お万の方(徳川家康の側室、養珠院)の発願により開かれたのが始まりとされます。お万の方は篤く日蓮宗に帰依した事もあり日常上人(富木常忍)の誕生地である当地に日蓮宗の寺院の創建を篤く望みましたが生きている間は許されず承応2年(1653)に死去、さらに孫である芳心院(茶々姫)が鳥取藩主池田光仲の正室となり創建に尽力したものの、宝永6年(1709)に死去し、寛保2年(1742)にようやく鳥取藩の許可を得て開かれました。開山者は芳心院の菩提寺である芳心寺の住職日潤で寺領内でった品治村に間口20間の茅葺の長屋を本堂として建立し鷲峯山常忍寺を創建しました。延享4年(1747)には正中山法華寺の客席寺院となり、寛政元年(1789)には久美浜代官所の管轄となり幕府から直触を受ける寺院として格式を得ています。
鷲峰山
日蓮宗
寛保2年(1742年)
釈迦牟尼仏
日潤
池田光仲正室芳心院
鷲峰山 常忍寺
本堂(国登録文化財) 普賢菩薩十羅刹女像(重要文化財)
JR鳥取駅より徒歩17分 鳥取自動車道 鳥取ICより車で12分