みょうこうじ
大阪府大阪市中央区谷町8-1-41
妙光寺は、旧大坂三郷の周囲に広がる寺町の1つで、谷町筋に面した谷町8丁目に所在する日蓮宗の寺院である。寺伝によれば、妙光寺はもともと播磨国三木庄、現在の兵庫県三木市にあり、天正13 年(1585)..
妙光寺は、旧大坂三郷の周囲に広がる寺町の1つで、谷町筋に面した谷町8丁目に所在する日蓮宗の寺院である。寺伝によれば、妙光寺はもともと播磨国三木庄、現在の兵庫県三木市にあり、天正13 年(1585)に大坂に移転したという。 大坂の寺町の造成は豊臣秀吉によるもので、その形成時期は天正年間(1573~92)に遡ると考えられている。その後、大坂城の惣構や三ノ丸の築造などに伴い寺町の領域は拡張され、大坂の陣後ふたたび整備されて現在の町並みとなった。寺町の形成は、大坂の町の成り立ちを考える上で重要な要素であるが、寺町の形成時期を示す同時代の史料については乏しく、不明な点も多い。 その中で、妙光寺に伝来する秀吉の3通の書状は、いずれも秀吉から妙光寺に宛てて発給されたもので、寺町の寺院と秀吉との具体的な関係を示す重要な史料である。3通はそれぞれ天正8年(1580)、天正13年(1585)、文禄3年(1594)のもので、文禄3年のものは朱印状である。これらの3通の書状は別の文書とともに1巻となっている。
榮久山
日蓮宗
妙光寺文書 1巻の内(3通) 大阪市指定文化財
大阪メトロ谷町線「谷町9丁目駅」④番出口より徒歩7分